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医学部合格を目指す!夏休みの過ごし方

医学部は少子化が進んでいる現在でも変わらずに難関受験となっています。

医学部の合格を目指すには計画的に学習を進めていくことが重要となっており、特に現役で医学部合格を目指すには夏休みの過ごし方はかなりのポイントとなります。

そこでここでは医学部合格を目指すための夏休みの過ごし方について紹介していきます。

【医学部入試コラム 目次】

計画的に進めることが何より重要

スケジュール管理をしっかりとしておく

医学部受験が現役生よりも浪人生が有利と言われるのには「時間」が大きく影響しています。
どうしても絶対的な時間は浪人生の方が多く使えるために、現役生が不利となっているのです。

その時間を生み出すことができるのが「夏休み」です。

ただ、計画を立てずに勉強を手当たり次第にしたり、朝起きてから何をするか考えているようでは効率的に時間を使うことはできません。
夏休みは勉強だけでなく、オープンキャンパスに参加したりするイベントもあります。
遠方の大学医学部を受験する予定の場合は前日や当日の宿泊が必要になってくることもあります。
夏休みに入る前からしっかりと計画を立てて行くことが実りある夏休みの過ごし方となるのです。

自分自身について知る

医学部合格を目指すには「知る」ということが重要になってきます。
これは勉強面での知識としての「知る」や大学や医学部についての情報を「知る」ということの他に自分自身を「知る」ということも含まれています。

言うまでもなく医学部に合格するためにはかなりの勉強量が必要となってきます。

しかし、どれくらいの時間ぶっ通しで勉強をすることができるか、一日にどれくらいの量をこなすことができるのかについては、個人差があるために共通しての正解はありません。
夏休みを利用して試しにぶっ通しに勉強をしてみて、自分の集中力や体力がどれくらい続くのかを測ってみるというのも良いでしょう。
それを基準にして勉強のスケジュールを組んでいくことができるようになっていきます。

オープンキャンパスの予定を組む

大学医学部のオープンキャンパスは7、8月ごろに多く組まれています。
大学の中を見学できる数少ない機会ですので気になっているところはできるだけ見に行くようにしましょう。
集中的に勉強をする間に予定を入れることができれば気分転換の意味でも効率よくなります。
地方の大学医学部のオープンキャンパスに行くときは前日や当日の宿泊が必要になる場合もありますので、時間や行き方を前もって調べておかなければなりません。
勉強の予定と合わせてオープンキャンパスの予定も組んでいきましょう。

夏休みに行う勉強は何を優先するか

何より基礎固めが重要になる

夏休みになると焦りから過去問題や応用問題をやりたくなるのですが、まずは基礎をしっかりと固めることが重要になります。
医学部を受験するためにはセンター試験5教科7科目を受験する必要があります。
センター試験は基礎問題が多く出題されますので、医学部を受験する学生のトップ層は満点に近い点数を取ってきます。
ここで点数が取れないようだと次のステップに進めないのです。
そのためにまずは基礎をしっかりと固めてセンター試験のレベルであれば、9割前後は取れるというくらいまで固めていかなければいけません。
焦ることなくセンター試験の基準レベルの問題を確実に解けるようにしていきましょう。

基礎を固めた上での難問への準備

私立大学の医学部を受験する予定であれば2次試験の問題はそれほど難しくはなりません。
基礎から標準レベルの問題を確実に解くことができれば十分に対応できます。
ただし、受験生が多く倍率が高いということと、試験時間が短いということから点数の取りこぼしがあると致命的なものになってしまいがちです。
決められた時間の中で点数を落とすことなく確実に正解していくということが求められるため、「早く確実に」解く練習をしていきましょう。

難関国公立大学の医学部を受験予定の場合は基礎問題だけを解いていてはいけません。
国公立大学医学の2次試験はかなりの難問が揃うことが多く、応用的な発想、工夫がなければ解けない問題ばかりです。
ただそれらを解くためには基礎的な土台がしっかりとできていなければいけません。
秋以降の応用問題や過去問を解いていくための準備としても基礎はしっかりとしていなければならないのです。
ここが固まらないまま応用問題に取り組んでも安定して点数は取れないのです。

まとめ

大学医学部合格を目指すためには夏休みの過ごし方は非常に重要となります。
勉強の取り組み方やスケジュールの組み方はもちろん、オープンキャンパスの日程、場所などを調べた上で、どのように参加するかも考えていかなければいけません。
前もって予定を立てて、できる限りそれに沿って取り組んでいくことが何よりも重要なのです。