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医学部受験生の夏休みの過ごし方【効率的な学習計画の立て方について】

医学部受験生であれば、夏休みは夏期講習で忙しいという人も多いのではないでしょうか。しかし、講習を受けるだけで満足していてはいけません。

講習を受けているだけでは、なかなか学力が上がらず、講習の予習復習はもちろん、講習以外の勉強も自分自身で進めていく必要があるのです。

そこで本記事では、医学部受験生の夏休みの過ごし方について紹介していきます。効率よく勉強できる夏休みの計画の立て方についても解説するので、学習スケジュールを立てたことがないという人は、ぜひ本記事で紹介する内容を参考にして、学習スケジュールを立ててみてください。

医学部受験生の夏休みのスケジュール例

受験生としての夏休みを経験したことがないという人は、どのようなスケジュールで夏休みを過ごすべきか想像もつかないという人もいると思います。

そこでここからは、医学部受験生の夏休みのスケジュールについて紹介します。自分がどのような夏四隅を過ごしたいかということを考えながら、目を通してみてください。

Aさん/予備校に通っている

6:00 起床・朝ご飯・身支度
7:00 自宅で勉強 英単語(1時間30分)
8:30 自宅から予備校へ
9:00 夏期講習① 数学(1時間30分)
10:30 休憩
11:00 夏期講習② 物理(1時間30分)
12:30 お昼休憩
13:30 夏期講習➂ 生物(1時間30分)
15:00 自習室で勉強 今日の授業の復習と類似問題の演習(2時間)
17:00 夏期講習④ 英語(1時間30分)
18:30 自習室で勉強 夏期講習の課題(2時間30分)
21:00 予備校から自宅へ
21:30 帰宅・晩ご飯・お風呂
23:00 就寝

合計勉強時間:12時間

Aさんの場合は、予備校に通っているため、夏期講習を受けている時間が勉強時間の多くを占めていますが、その合間を縫って、課題や復習などを行っているので、授業を受けっぱなしの状態にはならず、きちんと知識が定着させることができています。

また、睡眠時間が7時間とれているので、日中の勉強もきちんと集中して取り組めているでしょう。また、適度に休憩も取れているので、ダラダラと勉強をすることなく、メリハリをつけながら勉強に取り組めていることがわかります。

Bさん/家庭教師を利用

7:00 起床・朝ご飯
8:00 自宅で勉強開始 英単語(1時間)
9:00  生物・問題演習(1時間)
10:00 物理・問題演習(1時間)
11:00  数学・問題演習(1時間)
12:00 英語・長文読解(1時間)
12:30 お昼休憩
13:30 家庭教師の授業開始 課題の振り返り(1時間)
14:30 休憩
14:45 英語・長文読解/解説(1時間30分)
16:15 休憩
16:30 数学・問題演習/解説(1時間30分)
18:00 休憩
18:15 物理・問題演習/解説(1時間30分)
19:45 学習計画の打ち合わせ
20:15 夕食
20:45 今日の授業の振り返り(2時間30分) 
23:15 お風呂
24:00 就寝

合計勉強時間:13時間

Bさんの場合、午前中に勉強を進め、午後から家庭教師と一緒に不明点や疑問点を解消していることがわかります。また、家庭教師と行う演習では、通常よりも難しい問題を扱っており、丁寧な解説をしてもらい、解き方や考え方を身につけられています。

また、午前中の勉強では、勉強する科目を変えることによって気分転換ができているため、休憩時間を取らなくても集中できる状態を作ることができています。

さらに、夕食後に、授業の復習をするための時間がとられているので、Aさんと同様に、きちんと知識が身につくスケジュールとなっています。

効率よく勉強できる夏休みの計画の立て方

ここまで、AさんとBさんの夏休みの過ごし方を見てきましたが、いざ自分の学習計画を立てるとなると、難しく感じてしまう人も多いと思います。

そこでここからは、効率良く勉強をするための夏休みの計画の立て方について解説します。この計画の立て方を実践できれば、勉強を計画通りに進めやすくなることはもちろん、目標が明確になるので、勉強のモチベーションを上げることもできます。

年→月→週→日ごとに計画を立てる

学習計画を立てる方法の1つが、年単位の計画から、月・週・日と細かい計画を考えていく方法です。

具体的な方法としては、まず勉強をする目的となる目標を決めます。そして、その目標を達成するために、しなければならないことを書き出していきます。例えば、基礎知識のインプット・定着、問題演習、応用問題の演習、模試対策、過去問演習などです。

それらを、月ごとに当てはめていき、「何月には何をする」ということを明確にします。そして、そこから具体的にどのようなテキストを使って、どのくらいのペースで進めていくのか、などを考えながら、1週間・1日と学習計画を立てていくのです。

このように学習計画を立てることによって、毎日のやることが明確になることはもちろん、目の前の勉強が目標に繋がっていることがわかるので、勉強に対するモチベーションに繋がっていきます。

スケジュールを詰め込み過ぎない

学習計画を立てる際には、スケジュールを詰め込まないことが大切です。勉強は想像している以上に順調に進まないことが多いため、スケジュールに余裕を持たせておかなければ、すぐに計画の立て直しをしなければならなくなります。

そのため、毎週1日は全く予定を入れない日を作ったり、毎日2時間くらいの余裕を持たせたりするようにしましょう。そうしておくと、勉強時間が押してしまったり、他に勉強したいことが出てきたりしても、気兼ねなくそちらに時間を使うことができます。

また、時間が余れば、休憩やリフレッシュのために時間を使うことができるので、無理なく勉強を進めることもできます。

まとめ

夏休みは、医学部受験生に限らず、受験生にとって非常に重要な時期であるということはよく知られていることです。

しかし、その重要な時期をどのように過ごすべきかということ知っている学生はあまり多くなく、無駄な時間を過ごしてしまうという人も少なくありません。

そういったことにならないためにも、しっかりと学習計画を立てて、効率良く勉強を進められるようにしましょう。また、どうしても自分で学習計画を立てることが難しいという場合は、予備校や学習塾、家庭教師などのサービスを活用することがおすすめです。

医学部受験には個別指導(家庭教師)がおすすめ?学習方法別のメリット・デメリット

医学部受験をしようと考えている人の中には、個別指導や集団授業など、どのような学習方法が良いかわからず、悩んでいる人も多いと思います。また、学習塾や予備校などの種類がありすぎるため、どれを選べば良いかわからず困っているという人もいるでしょう。
そこで本記事では、医学部受験における個別指導のメリット・デメリットについて解説します。また、医学部受験の学習方法や個別指導の選び方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

医学部受験で個別指導(家庭教師)を受けるメリット・デメリット

個別指導とは、講師1人が1人~3人の生徒の指導をおこなう学習方法です。個別指導と聞くと、「丁寧に勉強を教えてもらえるため安心」というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、デメリットも存在します。また、他にもメリットがたくさんあります。

そこでここからは、医学部受験で個別指導を受けるメリットとデメリットについて解説します。メリットとデメリットをきちんと把握した上で、学習方法を選択すると、あとから後悔することは少なくなるので、ぜひ一度目を通してみてください。

医学部受験で個別指導(家庭教師)を受けるメリット

医学部受験で個別指導を受けるメリットは、以下の通りです。

  • 生徒の学力や志望校に合わせた授業が受けられる
  • 質問しやすいため疑問が残りづらい
  • 勉強以外の予定に合わせて授業を受けられる

個別指導では、その名前の通り、生徒1人ひとりに合わせた指導を行っているため、授業の内容がわからなくなり、授業についていけなくなってしまうということはまずありません。

また、個別指導の場合は、講師1人が1~3人程度の生徒を指導するというスタイルなので、分からない部分があれば、気軽に質問することができます。

さらに、個別指導の場合、授業の予定が比較的融通が利きやすいため、学校行事や家族での用事などの予定などに合わせて授業が受けられるということも、メリットの1つです。

医学部受験で個別指導(家庭教師)を受けるデメリット

医学部受験で個別指導を受けるデメリットは、以下の通りです。

  • 競争する相手がいないためモチベーションを維持しづらい
  • 授業料が高い

個別指導では、一緒に勉強する学生が少ないため、競争心や焦りなどが生まれることがあまりありません。特に、講師と生徒が1対1で授業をおこなっている場合は、周りの受験生がどういった勉強をしていて、どれくらいの学力なのかということを知ることができる機会が少なくなります。

そういった環境の方が安心して勉強できるという人は良いですが、周りと競争することで勉強に対する意欲やモチベーションが上がるという人からすると、デメリットとなってしまいます。

また、個別指導は、集団授業などと比べると、料金が高くなる傾向があるので、金銭的な負担が大きくなってしまうというデメリットもあります。

医学部受験の学習方法3つ

ここまで個別指導について解説してきましたが、個別指導以外にも様々な学習方法があります。それぞれの学習方法に、特徴やメリット・デメリットがあるため、自分の性格や好みの勉強スタイルに合った学習方法を選ぶことがおすすめです。

そこでここからは、個別指導以外の3つの学習方法について解説します。どの学習方法が自分に向いているかわからないという人は、ぜひこれから解説する内容に目を通してみてください。

少人数指導

少人数指導とは、講師1人に対して生徒4~8人が付き、指導を受けるスタイルで、個別指導の丁寧な指導と集団授業の高め合える環境が合わさった学習方法です。

グループに所属している生徒は、学力が同じくらいだったり、志望校が同じだったりするなど、高め合えたり、教え合えたりできる環境です。また、メンバーが固定の場合は、アットホームな雰囲気で勉強できるのも魅力となります。

また、講師との距離も近いため、講師が生徒1人ひとりの理解度をしっかりと把握してくれていることはもちろん、分からない部分があれば気軽に質問できるので、授業についていけなくなるということは、ほとんどありません。

集団授業

集団授業とは、学校の授業と同じように、講師1人が教壇に立ち、複数人の生徒に対して授業をおこなうというスタイルです。

集団授業は、講師から生徒に対して一方的なレクチャーとなってしまうことが多いので、授業がわからなくなってしまったりすることはあります。

しかし、授業のスピードは、他の学習方法と比べて速いので、短期間での学力アップを目指すことができます。さらに、周りにはたくさんの生徒がいるので、競争心や焦りを感じることもでき、勉強に対するモチベーションアップにもつながります。

また、集団授業をおこなう講師は、ベテランの講師であったり、実績のある有名な講師であったりすることが多いので、集団授業度行われている授業は質の高い授業ともいえます。

家庭教師

ご存じの方も多いと思いますが、家庭教師とは、講師が生徒の自宅に出向き授業をおこなうというスタイルの学習方法です。

家庭教師は、完全に1対1の指導になるため、自分のペースで、自分に合った学習内容、志望校に合わせた内容など、希望に沿った授業を受けることができます。また、サポートが丁寧な家庭教師であれば、学習計画を立ててくれたり、勉強に対するモチベーションを管理してくれたりするなど、さまざまなサポートを受けられます。

また、自宅に家庭教師が訪ねてきてくれるため、近くに予備校や学習塾がないという人や、移動時間を勉強時間に充てたいという人には、非常におすすめです。

また、近頃は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンラインで授業を行っている家庭教師も増えているため、自宅に他人を上げることに抵抗がある人は、オンライン指導が可能な家庭教師を選ぶと良いでしょう。

医学部受験向けの個別指導(家庭教師)の選び方

近頃は、学習塾や予備校、家庭教師など、たくさんのサービスがあるため、どれを選べば良いかわからないという人は多いと思います。

そこでここからは、医学部受験向けの個別指導の選び方について解説します。自分に合った個別指導を探したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

体験授業を受ける

自分に合った個別指導を選ぶために、最も大切といっても過言ではないのが、体験授業を受けることです。

体験授業とは、どのような授業を行っているのかを実際に体験することができるもので、サービスの内容や講師の質などを把握するためには、非常に良い機会です。

また、様々な予備校や学習塾、家庭教師の体験授業を受けて、比較するようにしましょう。比較することで、それぞれの良い部分と良くない部分が明確になります。

特に医学部受験の場合は、医学部受験対策にしっかりと対応できる講師がいるのか、医学部受験に関するノウハウや情報を持っているのかということが非常に重要なので、体験授業の段階で質問しておくようにしておきましょう。

実際に利用している人から評判を聞く

実際の授業の質やサービスの充実度合いを把握しておくためには、実際に利用している人から評判を聞くことが大切です。

体験授業でもある程度把握することはできますが、新たな生徒を獲得するために、体験授業だけベテランの講師に任せたり、丁寧な対応をおこなったりしている場合があります。実際に入会すると、医学部受験のノウハウを持たない講師が担当になってしまったり、対応が雑だったりすることもあるのです。

ネットの口コミや評判などから情報を収集するのも良いですが、より正確な情報を得るためには、実際に利用している人から評判を聞いておくことがおすすめです。

まとめ

医学部受験は、他の学部へ受験することと比べ、非常にハードルが高く、並大抵の努力では、合格することはできません。また、自分に合った学習方法を見つけられなければ、成績の伸びが悪くなってしまうことも大いに考えられます。

そのため、予備校や学習塾、家庭教師を探すのであれば、早い段階から調べたり、体験授業を受けたりしておくことがおすすめです。

特に、どこの予備校や学習塾、家庭教師が良いか迷っている人は、できるだけ多くの体験授業を受けて、サービス内容や質、サポートの手厚さなどをしっかりと確認しておくようにしましょう。

医学部受験の時期別勉強法まとめ【必要勉強時間の目安はどれくらい?】

医学部受験を目指そうと考えている人が気になることの1つが、合格のために必要な勉強時間ではないでしょうか。また、時期ごとにどのような勉強をするのが適切なのかということも、知っておきたいという人は多いと思います。

そこで本記事では、医学部受験の時期別勉強法について解説します。また、医学部受験に必要となる勉強時間の目安や、勉強時間を増やすためのコツなどについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

医学部受験の時期別おすすめ勉強法

さきほども述べた通り、医学部受験を目指すにあたって、適切な時期に適切な勉強をおこなうことは、非常に重要なことです。

そこでここからは、医学部受験の時期別おすすめの勉強法を紹介します。現在の学力や志望校などによって、多少異なる部分はありますが、勉強法がわからないという人は、まずこれから紹介する方法を実践してみてください。

高校1・2年生

高校1・2年生では、高校1年生から3年生までの基礎的な内容のインプットを全て終わらせることを目標に勉強を進めていくことが大切です。

私立高校や中高一貫校に通っている場合は、学校の授業も上記のペースで進んでいることが多いと思いますが、公立高校の場合は、3年間を通して高校3年間の内容を進めていくため、受験勉強に遅れが出てしまいます。

そのため、学校の授業に合わせて勉強するのではなく、自分で学習計画を立てて先取をし、高校2年生の時点で高校3年生までの勉強が終了するように勉強を進めていきましょう。

また、高校1・2年生の時点で、どれだけ基礎的な知識を身につけられたかということによって、今後の勉強の進捗や偏差値の伸びなどが大きく左右されるので、手を抜くことなく、質の高いインプットをおこなうことが大切です。

高校3年生の1学期

高校3年生になったら、高校1・2年生で身につけた知識を、問題を解く際に使っていけるように、基礎的な問題演習をおこなうことが大切です。

いくらインプットができていたとしても、問題の内容や設問の聞かれ方によっては、答えがわからなくなってしまうということもあるので、様々な問題のパターンに慣れていく必要があるのです。

また、インプットした知識をアウトプットすることによって、知識がしっかりと定着することはもちろん、関連する知識も覚えていくことができるので、アウトプットをする時間をしっかりと確保しましょう。

高校3年生の夏休み

高校3年生の夏休みは、これまで身につけた基礎的な知識を応用できるようにするために、応用問題の演習を行います。

応用問題になると、複数の知識を同時に活用することが求められるため、いくら知識が身についていても、考え方や解き方がわかっていないと問題を解くことができません。

そのため、知識をどのように使うのか、どのように考えれば答えを導き出せるのかということを考えながら、応用問題の演習を繰り返していくことが大切です。

また、夏休みは、様々な模試が行われるので、複数の模試を受けて、自分の実力をしっかりと把握しましょう。また、模試で点数を取り損ねてしまっている単元については、きちんと復習をして問題演習を行いましょう。

高校3年生の2学期

高校3年生の2学期からは、志望校の過去問演習を始めましょう。

はじめはなかなか問題が解けないということもあると思いますが、解説や答えを見ながらでも構わないので、まずはどういった問題が出ているのか、どれくらいのレベルか、自分の実力がどれくらい通じるかということを確認していきましょう。

それらが一通り終われば、次は過去3年分程度の過去問を何度も繰り返し解いていきましょう。何度も解くことで、自分自身の足りない部分が明確になっていくので、弱点が明確になっていきます。問題がある程度解けるようになってきたら、制限時間通りに解けるように時間を計りながら演習するようにしてみてください。

また、過去問演習と合わせて、過去問演習の中で間違えた問題の類似問題を解くようにしましょう。類似問題を解くことで、問題の解き方や考え方などが身に付き、過去問で出題される問題も徐々に解けるようになっていきます。

受験直前

受験直前は、これまで続けてきた過去問演習を継続し、過去問の傾向に合わせた問題の演習を行いましょう。

過去問演習だけになってしまうと演習量が減ってしまうため、志望校の過去問の傾向を分析して、頻出単元や似た問題などが掲載されている問題集などを活用して、演習を重ねていきましょう。

演習の中で間違えた問題やわからなかった問題については、しっかりと解説を読み、忘れていたことや知らなかったことがあれば、しっかりとインプットをします。そして、数日後にもう一度その問題を解き、しっかりと知識が定着しているか確認するようにしましょう。

医学部受験に必要な勉強時間の目安

医学部受験の勉強において、勉強時間の確保さえできれば合格できるということではありませんが、勉強時間をしっかりと確保できていなければ、合格が遠のいてしまうことは確かです。

そこでここからは、医学部受験に必要な勉強時間の目安について解説します。勉強時間を増やすためのコツについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

医学部受験に必要な勉強時間の目安

結論から言うと、医学部受験に必要な勉強時間の目安は、最低5,000時間といわれています。

5,000時間と言われてもイメージしづらいという人は、1日5時間の勉強を1,000日間、約2年9カ月間続けるということを想像するとわかりやすいでしょう。

ただし、5,000時間と言う時間は、最低限の勉強時間なので、もっと多くの時間勉強している人もたくさんいます。また、現状の学力や志望校などによっても必要な勉強時間は異なるので、5,000時間勉強すれば、医学部に必ず合格できるというものではありません。

勉強時間を増やすためのコツ

現役生であれば、学校の授業や宿題、テスト勉強など、受験勉強以外にやらなければならない勉強が多いため、なかなか受験勉強のための時間を確保できないという人も多いと思います。また、浪人生でも、アルバイトなどの理由で忙しい人もいると思います。

そういった人は、これから紹介する、以下の勉強時間を増やすためのコツを実践してみてください。

  • 学習計画を立てる
  • 小まめに時間を区切って勉強する
  • 通学時間や休み時間を無駄にしない
  • 学校の授業をしっかりと聞く

勉強時間を決めずにダラダラと勉強をしてしまうと、長い時間勉強していても、身についていたものが少ないという場合があるので、学習計画や時間などをしっかりと決めて勉強し、質の悪い勉強時間を削減するようにしましょう。

また、学校に行くまでの通学時間や学校の授業と授業の間の休み時間も有効活用しましょう。1回の時間は非常に短いですが、毎日積み重ねると膨大な時間になります。

また、学校の授業を無駄に感じる人も多いかもしれませんが、隠れて別の勉強をするよりも、その授業をしっかりと聞いいた方が、自分で勉強しなければならない単元を減らせるので、結果的に勉強時間を増やすことができます。

まとめ

医学部受験に挑む場合、膨大な時間と努力がなければ、合格を勝ち取ることはできません。また、どんなにがむしゃらに頑張ったとしても、適切な時期に適切な勉強ができていないと、学力が伸びないこともあります。

そのため、医学部受験を目指すのであれば、遊びや趣味などの時間を割き勉強時間に充てる必要があることはもちろん、きちんと計画を立てて勉強時間と勉強内容を管理しながら勉強を進めることが大切です。

自分自身で勉強計画を立てたり、スケジュール管理をおこなったりすることが難しい場合は、医学部専門の予備校や家庭教師を活用することがおすすめです。計画通りに勉強が進むよう、マネジメントしてくれることはもちろん、志望校選びなどのサポートも行ってもらうことができます。

公立高校から医学部受験は難しい?おすすめの勉強方法まとめ

医学部受験と聞くと、有名私立高校に通うエリートが受験するものというイメージが強い人もいるかもしれませんが、医学部を目指したいと考えている人の中には、公立高校に通っている学生も少なくないと思います。

そこで本記事では、公立高校から医学部受験を目指すことは可能なのかということについて解説します。

ほかにも、公立高校から医学部受験が難しいとされる理由や公立高校から医学部を目指す時のおすすめの勉強方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

公立高校から医学部受験が難しいとされる理由

公立高校から医学部受験に挑戦することは、何となく難しそうなイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、どのような理由で、公立高校から医学部受験が難しいと言われているのでしょうか。

そこでここからは、公立高校から医学部受験が難しいといわれる2つの主な理由を解説します。公立高校から医学部を目指そうと考えている人は、まずはこれらの理由をしっかりと把握しておくようにしましょう。

学校のカリキュラムが医学部受験に適していない

公立高校のカリキュラムは、医学部受験に適していないカリキュラムになっている場合がほとんどです。

どのようなカリキュラムかというと、高校3年間で高校内容を教えることを前提としたカリキュラムとなっているので、高校3年生の冬頃になってやっとすべての範囲の勉強が終わることになります。

つまり、学校で習うペースで勉強をしていると、3年生の範囲の勉強がおろそかになってしまい、入試での得点にも悪い影響が出てしまうのです。

それに比べ、中高一貫校や有名私立高校であれば、1,2年生で高校3年間の内容を学び、3年生からは受験対策に専念できるカリキュラムとなっているので、学校の授業だけでもかなりの受験に有効な勉強ができるのです。

学校に医学部受験に精通した教員が少ない

公立高校がら医学部を目指すことが難しいと言われる理由の1つは、公立高校に医学部受験に精通した教員が少ないということが挙げられます。

公立高校から医学部受験を目指す人は、あまり多くないため、学校に医学部受験に関するノウハウや知識が蓄積されづらく、医学部受験に関して適切なアドバイスができる教員が少ない傾向があります。

一方で、医学部合格者を多数輩出している中高一貫校や有名私立高校では、医学部受験に関するノウハウや情報が多く蓄積され、それらを生徒へのサポートに活用しているのです。

つまり、中高一貫校や有名私立高校と比べると、公立高校には医学部受験に関するノウハウや情報が少なく、サポートについてもあまり期待できない場合が多く、医学部受験に不利になってしまう可能性が高いのです。

公立高校から医学部受験を目指すときの勉強法

公立高校から医学部受験に挑戦する場合、有名私立高校や中高一貫校に通う学生と大きな差があるということは間違いのない事実です。

しかし、だからといって、医学部受験を諦めなければならないというわけではありません。

そこでここからは、公立高校から医学部受験を目指すときの勉強法について解説します。

これから紹介する方法を実践して、周りの学生との差を縮められるよう、勉強を進めていきましょう。

学校の授業で予習をするペースで勉強を進める

さきほど、公立高校から医学部受験が難しいとされる理由で解説した通り、公立高校のカリキュラムは医学部受験に適しておらず、学校の授業に合わせたペースで受験勉強をしていては、勉強時間が足りなくなってしまい、「もっと早いペースで勉強を進めておけばよかった」と後悔することが目に見えています。

そのため、公立高校から医学部受験をする場合は、学校の授業が予習になるようなペースで受験勉強を進めていきましょう。

つまり、学校の授業のペースを無視して、次々と自分で勉強を進めていく必要があるということです。

基礎固めが第一優先事項

公立高校から医学部受験を目指す人で、勉強がうまくいかない理由の1つは、基礎固めができていないことが挙げられます。

学校のカリキュラム通りに勉強を進めていると、過去に学んだことを復習する時間が取れず、基礎が曖昧なまま応用問題に手を出してしまうのです。

基礎が固まっていなければ、問題を正確に解くことができないため、正答率が安定せず、偏差値も模試の度に大きく変動します。

また、基礎ができていなければ、入試でも安定した点数が取れず、合格をつかみ取るには難しい状態となってしまします。

焦りや不安から、早い時期から応用問題や過去問題を解きたくなる気持ちはわかりますが、基礎固めにしっかりと時間をかけるようにすることが大切です。

同じ問題集を何度も繰り返し解く

受験勉強となると、できるだけ多くの問題を解くために、様々な問題集を解くことが必要なように感じる人も多いかもしれません。

もちろん、様々な問題を解き、色々な問題を知っていくことも重要ですが、まずは何よりも基礎的な問題を確実に解けるようにすることが大切なのです。

また、同じ問題を何度も解くと、その問題と似たパターンの問題の正答率が上がり、「この問題、この単元なら解ける!」という自信にもつながります。

そのため、たくさんの問題集を使って勉強するのではなく、同じ問題集を繰り返し使って演習するようにしてください。

何周も問題集を解き、問題の答えを覚えてしまうくらいになった時に、新しい問題集に映ると良いでしょう。

志望校選びにしっかりと時間をかける

公立高校から医学部受験を目指す場合は、有名私立大学や中高一貫校と比べて、学校のサポートが乏しいため、志望校選びも自分自身で行う必要があります。

また、学校のサポートがあったとしても、医学部受験に精通した教師がいない場合は、適切な志望校選びをサポートしてもらえない可能性もあるので、大学のオープンキャンパスに積極的に参加したり、ネットで情報を収集したりするなど、志望校選びに時間をかけましょう。

また、自分の力だけでは、適切な志望校選びができないと感じるのであれば、予備校や家庭教師を活用して、医学部受験に精通したプロからアドバイスをもらうことがおすすめです。

予備校や家庭教師など医学部受験のプロに力を借りる

学校のサポートもあまり充実しておらず、医学部受験に関する知識が全くない状態で、医学部受験に挑むのは、非常に困難といえます。

そのため、公立高校から医学部受験を目指すのであれば、予備校や家庭教師など医学部受験のプロに力を借りることがおすすめです。

プロの力を借りれば、勉強の進捗管理や使用するテキストの選定、志望校選びのサポート、各大学の過去問題の分析など、様々なサポートを受けることができます。

また、医学部受験のプロたちは、これまでに培ってきた知識やノウハウをもとにサポートしてくれるため、効率良く勉強を進めることもできます。

まとめ

公立高校から医学部受験をすることは、有名私立高校や私立の中高一貫校に通っている学生と比べると、難しいというのが現実です。

しかし、公立高校に通っているからといって、医学部受験ができないということは一切ありませんし、医学部受験に入りたいという強い意志があり、日々コツコツと努力ができるのであれば、合格を勝ち取ることは不可能なことではありません。

また、予備校や学習塾、家庭教師など、受験のプロたちに力を借りれば、サポート体制を整えることも十分可能なので、自分一人で医学部に挑むのが不安という人は、これらのサービスを活用することも検討してみると良いでしょう。

偏差値50でも医学部を目指せる?合格に向けてのおすすめ受験勉強とは

医学部受験と聞くと、「偏差値60は必須」「難関大学であれば偏差値70は必要」など、非常にハイレベルな学力が求められるイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、偏差値に関係なく、医師になりたいと考え、医学部受験を検討している人も多いでしょう。

そこで本記事では、偏差値50でも医学部を目指すことができるのかということについて解説します。

勉強方法や学習スケジュールについても紹介するので、偏差値が50であっても医師を目指したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

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医学部受験の物理の勉強方法【特徴や物理選択のメリット・デメリット】

多くの大学の医学部入試では、理科を2科目選択して受験をする必要があるため、どの科目を選んで受験するべきか迷っている人も多いかと思います。

また、物理そのものは好きなのに、なかなか偏差値が伸びず、医学部受験で使えるか不安を感じているという人もいると思います。

そこで本記事では、医学部受験の物理の特徴や勉強方法について解説します。

また、物理を選択する場合のメリットやデメリットについても解説するので、科目選択に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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医学部受験の面接時の服装はスーツ?身だしなみや言葉遣いについても解説

医学部受験では「面接」が実施されており、学力テストだけでは入学することはできません。

そこで今回は、医学部受験の面接時における対策や服装について解説します。

服装や身だしなみには、人柄が現れ、第一印象にもつながるため、どのような服装で挑めばよいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

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医学部入試の物理の出題傾向から対策を徹底解説

医学部の人気は年々高まっており、それに伴い医学部入試はますます激戦を極めるものとなっています。

その中でも物理という科目は得意不得意が明確に分かれるという特性上、合否に大きく影響を与えます。

物理が得意な受験生はある程度の難度の問題でもスラスラ解く一方で、一度苦手意識を持ってしまうと標準的な問題であっても手が出せなくなってしまう受験生もいます。

そこで今回は医学部入試において物理という科目がどのような特徴を持ち、そしてそれらに対してどのように対策すれば良いかを解説します。

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医学部入試の英語の出題傾向から対策を徹底解説

医学部受験において英語という科目は非常に重要になっています。

英語はどこの医学部入試においてもほぼ確実に課される科目であり、かつ好き嫌いが分かれる科目でもあります。

幼少期から英会話教室などに通っていた人は別として、多くの受験生は中学生になって初めて英語を学びます。

それでも大学受験生になった時には人によって成績が大きく異なるのが英語の特徴です。

一方で、英語はひとつの言語であるため効率的にかつ継続的に学びつつけることで高得点を取りやすいです。

医学部入試ではライバルの多くは英語でしっかり点を取ってきますから、しっかりと対策しておきたいところですね。

そこで今回の記事では医学部入試における英語の出題傾向とその対策を解説していきます。

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【医学部おすすめ参考書 生物編】現役合格した僕のおすすめ参考書5選

大学受験では生物は、数学が苦手な学生が勉強する、という考え方がされていることが多いように思えます。

しかし少なくとも医学部受験ではそんなことはありません!

むしろ医学部受験以降でも使うことができる知識を身につけることができる絶好のチャンスです。

生物だけでなく化学などの暗記科目でも言われがちな『ただの丸暗記』では合格までかなり遠回りをしてしまいます。

そうならないためにも、しっかりと中身を理解して問題に取り組む必要があります。

今回はそんな医学部受験の生物の参考書をご紹介します!

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