公立高校から医学部受験は難しい?おすすめの勉強方法まとめ | 医学部を目指すならアズメディ

医学部受験専門のプロ家庭教師アズメディ

公立高校から医学部受験は難しい?おすすめの勉強方法まとめ

医学部受験と聞くと、有名私立高校に通うエリートが受験するものというイメージが強い人もいるかもしれませんが、医学部を目指したいと考えている人の中には、公立高校に通っている学生も少なくないと思います。

そこで本記事では、公立高校から医学部受験を目指すことは可能なのかということについて解説します。

ほかにも、公立高校から医学部受験が難しいとされる理由や公立高校から医学部を目指す時のおすすめの勉強方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

公立高校から医学部受験が難しいとされる理由

公立高校から医学部受験に挑戦することは、何となく難しそうなイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、どのような理由で、公立高校から医学部受験が難しいと言われているのでしょうか。

そこでここからは、公立高校から医学部受験が難しいといわれる2つの主な理由を解説します。公立高校から医学部を目指そうと考えている人は、まずはこれらの理由をしっかりと把握しておくようにしましょう。

学校のカリキュラムが医学部受験に適していない

公立高校のカリキュラムは、医学部受験に適していないカリキュラムになっている場合がほとんどです。

どのようなカリキュラムかというと、高校3年間で高校内容を教えることを前提としたカリキュラムとなっているので、高校3年生の冬頃になってやっとすべての範囲の勉強が終わることになります。

つまり、学校で習うペースで勉強をしていると、3年生の範囲の勉強がおろそかになってしまい、入試での得点にも悪い影響が出てしまうのです。

それに比べ、中高一貫校や有名私立高校であれば、1,2年生で高校3年間の内容を学び、3年生からは受験対策に専念できるカリキュラムとなっているので、学校の授業だけでもかなりの受験に有効な勉強ができるのです。

学校に医学部受験に精通した教員が少ない

公立高校がら医学部を目指すことが難しいと言われる理由の1つは、公立高校に医学部受験に精通した教員が少ないということが挙げられます。

公立高校から医学部受験を目指す人は、あまり多くないため、学校に医学部受験に関するノウハウや知識が蓄積されづらく、医学部受験に関して適切なアドバイスができる教員が少ない傾向があります。

一方で、医学部合格者を多数輩出している中高一貫校や有名私立高校では、医学部受験に関するノウハウや情報が多く蓄積され、それらを生徒へのサポートに活用しているのです。

つまり、中高一貫校や有名私立高校と比べると、公立高校には医学部受験に関するノウハウや情報が少なく、サポートについてもあまり期待できない場合が多く、医学部受験に不利になってしまう可能性が高いのです。

公立高校から医学部受験を目指すときの勉強法

公立高校から医学部受験に挑戦する場合、有名私立高校や中高一貫校に通う学生と大きな差があるということは間違いのない事実です。

しかし、だからといって、医学部受験を諦めなければならないというわけではありません。

そこでここからは、公立高校から医学部受験を目指すときの勉強法について解説します。

これから紹介する方法を実践して、周りの学生との差を縮められるよう、勉強を進めていきましょう。

学校の授業で予習をするペースで勉強を進める

さきほど、公立高校から医学部受験が難しいとされる理由で解説した通り、公立高校のカリキュラムは医学部受験に適しておらず、学校の授業に合わせたペースで受験勉強をしていては、勉強時間が足りなくなってしまい、「もっと早いペースで勉強を進めておけばよかった」と後悔することが目に見えています。

そのため、公立高校から医学部受験をする場合は、学校の授業が予習になるようなペースで受験勉強を進めていきましょう。

つまり、学校の授業のペースを無視して、次々と自分で勉強を進めていく必要があるということです。

基礎固めが第一優先事項

公立高校から医学部受験を目指す人で、勉強がうまくいかない理由の1つは、基礎固めができていないことが挙げられます。

学校のカリキュラム通りに勉強を進めていると、過去に学んだことを復習する時間が取れず、基礎が曖昧なまま応用問題に手を出してしまうのです。

基礎が固まっていなければ、問題を正確に解くことができないため、正答率が安定せず、偏差値も模試の度に大きく変動します。

また、基礎ができていなければ、入試でも安定した点数が取れず、合格をつかみ取るには難しい状態となってしまします。

焦りや不安から、早い時期から応用問題や過去問題を解きたくなる気持ちはわかりますが、基礎固めにしっかりと時間をかけるようにすることが大切です。

同じ問題集を何度も繰り返し解く

受験勉強となると、できるだけ多くの問題を解くために、様々な問題集を解くことが必要なように感じる人も多いかもしれません。

もちろん、様々な問題を解き、色々な問題を知っていくことも重要ですが、まずは何よりも基礎的な問題を確実に解けるようにすることが大切なのです。

また、同じ問題を何度も解くと、その問題と似たパターンの問題の正答率が上がり、「この問題、この単元なら解ける!」という自信にもつながります。

そのため、たくさんの問題集を使って勉強するのではなく、同じ問題集を繰り返し使って演習するようにしてください。

何周も問題集を解き、問題の答えを覚えてしまうくらいになった時に、新しい問題集に映ると良いでしょう。

志望校選びにしっかりと時間をかける

公立高校から医学部受験を目指す場合は、有名私立大学や中高一貫校と比べて、学校のサポートが乏しいため、志望校選びも自分自身で行う必要があります。

また、学校のサポートがあったとしても、医学部受験に精通した教師がいない場合は、適切な志望校選びをサポートしてもらえない可能性もあるので、大学のオープンキャンパスに積極的に参加したり、ネットで情報を収集したりするなど、志望校選びに時間をかけましょう。

また、自分の力だけでは、適切な志望校選びができないと感じるのであれば、予備校や家庭教師を活用して、医学部受験に精通したプロからアドバイスをもらうことがおすすめです。

予備校や家庭教師など医学部受験のプロに力を借りる

学校のサポートもあまり充実しておらず、医学部受験に関する知識が全くない状態で、医学部受験に挑むのは、非常に困難といえます。

そのため、公立高校から医学部受験を目指すのであれば、予備校や家庭教師など医学部受験のプロに力を借りることがおすすめです。

プロの力を借りれば、勉強の進捗管理や使用するテキストの選定、志望校選びのサポート、各大学の過去問題の分析など、様々なサポートを受けることができます。

また、医学部受験のプロたちは、これまでに培ってきた知識やノウハウをもとにサポートしてくれるため、効率良く勉強を進めることもできます。

まとめ

公立高校から医学部受験をすることは、有名私立高校や私立の中高一貫校に通っている学生と比べると、難しいというのが現実です。

しかし、公立高校に通っているからといって、医学部受験ができないということは一切ありませんし、医学部受験に入りたいという強い意志があり、日々コツコツと努力ができるのであれば、合格を勝ち取ることは不可能なことではありません。

また、予備校や学習塾、家庭教師など、受験のプロたちに力を借りれば、サポート体制を整えることも十分可能なので、自分一人で医学部に挑むのが不安という人は、これらのサービスを活用することも検討してみると良いでしょう。