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医学部、歯学部受験専門の家庭教師アズメディ

国公立大 医学部入試の現状

国公立大学と私立大学と医学部入試も分かれていますが、学費の安さなどから国公立大学の入試はより難関であると言われています。

2019年度の国公立大学の医学部入試は現在どのようになっているのでしょうか。

ここではそこを説明していきたいと思います。

国公立大学の医学部入試とは

センター入試と学校ごとの試験の合計点で判定

国公立大学の医学部入試ではセンター試験と大学ごとの個別試験の合計点で判定されます。
配点の割合は学校ごとに違っており、徳島大学のようにセンター試験900点、個別試験400点というようなセンター試験重視の学校もありますし、京都大学のようにセンター試験が250点で個別試験が1000点と個別試験を重視している大学もあります。
ただし個別試験を重視している大学でもセンター試験での足切りが行われますので、一定の点数に達していない場合は個別試験に進むことができません。
その他の大学ではセンター試験と個別試験の割合がほとんど同じというところもあります。

センター入試での試験科目とは

センター試験では5教科7科目を受けるのが基本となります。
国語、地歴公民、数学が2科目、理科が2科目、外国語という内訳です。
学校によって地学が選択できたりするところもありますが、多くは物理・化学・生物からの選択となります。
これらの科目で旧七帝大と言われるような大学ではだいたい90%の得点率が求められます。
その他の地方の大学などでも85%ほどの得点率が求められますので注意が必要です。
特に苦手科目がある場合などは早めに対応していかなければならないでしょう。
得意な科目では満点を目指していきましょう。

前期日程と後期日程

国公立大学50校のうち前期日程はほぼすべての49校で行われているものの後期日程は半分ほどの23校だけです。
また、募集定員が前期と後期では割合が9:1ほどと圧倒的に前期日程が多くなっていますので、まずは前期日程に全力を尽くしましょう。
オーソドックスな形としては前期日程は英語・数学・理科が2科目、面接というもので、後期日程は小論文や面接だけが多くなっています。
2月下旬ごろに前期日程が行われ、3月中旬ごろに後期日程が行われます。

増加しているAO・推薦入試

減少している後期日程の定員に対して増加しているのがAO入試・推薦入試です。
その割合は全体の4分の1に当たる約25%ほどとなっており、ますます増加傾向にあります。
この中には「地方枠」と呼ばれる自治体奨学金を利用した推薦入試があります。
これは返済の必要がない奨学金を与える代わりに大学卒業後にその地域で指定された医療機関で一定期間勤務するというものです。
勤務しなかった場合には返済の義務が発生します。
また、高いレベルの基礎医学者を育てるための「研究医枠」もこの入試に含まれます。
増加傾向にあるAO・推薦入試ですが前期日程と比べると倍率はかなり低めになっています。
これは推薦入試を受けるためには標準評定値が4.3以上必要になるということや、卒業後に地方で勤務することを嫌う地方枠への遠慮などが関係していると考えられています。

国公立大学の医学部入試でのポイント

全統マーク模試での偏差値の基準

医学部を目指す学生の多くが受験する全統マーク模試ですが国公立大学の医学部入試の一つの目安が「偏差値65」という数字です。
目標があった方がやる気が出るという生徒はまずはこの偏差値を目指すのが良いでしょう。
もちろんこれより高くても不合格になることもありますし、試験内容との相性で、これより偏差値が低くても合格することはあります。

面接試験には要注意

近年医学部の入試のポイントとなっているのが「面接」です。
医学部を受験するような学生は基本的に優秀で学力は総じて高い学生たちです。
しかし偏った考え方や人間性に問題がある学生がいるのも事実です。
学力試験で学力を計り、面接で人間性を計ることで入試の精度を上げているのです。
過去には地方の大学医学部を受験しにきた生徒が大学のアドミッションポリシーを知らなかったり、医療に関係する大きなニュースを何も知らないということもあったようです。
また、「地方枠」の入試を受けにきた学生が、その地域のことを何を聞かれても答えられないということもありました。
勉強をするのはもちろん重要なことですが、面接の対策も同様に行わなければならないのです。
基本的には聞かれたことに対して大きな声でハキハキと答えることができれば大丈夫です。
その際、小論文などでも同様ですが「あまりに偏った思想や思考」を出さないようにしましょう。

まとめ

医学部は国公立大学、私立大学を問わず難関であるのは間違いありませんが、学費の関係などから国公立大学はより偏差値レベルが高い難関となっています。
しっかりとデータを分析して準備していくことで対応をしていきましょう。

医学部 志望校を決めるポイント

言わずと知れた日本でも有数の難関と言われる医学部ですが、合格するにはいくつかのポイントがあります。
その一つが「志望校選び」です。
日本中の大学の医学部の中で、どこが自分に合った受験校なのかを考えて志望校を選んでいくことが重要なのです。
ここではそんな医学部の志望校を決めるポイントを紹介していきたいと思います。

いくつかの観点から志望校を決める

国公立か私立かということから考える

まず医学部は大きく分けて国公立大学の医学部か私立大学の医学部かに分かれます。

国公立大学に合格するためにはセンター試験を受けて、5教科7科目で優秀な成績を取ったうえで、それぞれの大学の二次試験に進まなければいけません。

私立と比べると学費が安いということもあって、その難易度は非常に高くなっています。

そのため、センター試験でも9割以上という非常に高い得点率が求められており、どの教科でも安定して高得点を取る必要があります。

それに比べて私立大学では学校ごとに特徴がある問題が出され、科目も3教科程度のところが多くなっています。
国公立ほどの高得点を求められないということもあって、非常に倍率が高くなるのが特徴です。

まず自分がどちらを第一志望にしていくかを決めましょう。

偏差値、学力、配点から考える

まず国公立でもトップレベルの大学医学部では、センター試験での9割以上の得点率が求められています。
京都大、東北大、九州大、北海道大、大阪大、名古屋大などがそれに該当します。

また、それ以外の地方の大学でも85%以上、最低でも80%以上の得点率がなければまず合格はできません。
受験しなければいけない科目が多いために、苦手科目がある場合などは要注意です。

逆に得意としているような科目であれば満点を目指していくくらいでなければいけません。

私立の大学の場合は科目が違ったり、配点が違ったりしています。

たいていは英語、数学、理科が基本となっていますが、物理、生物、化学を選ぶことができたりすることもあります。
自分が得意としている科目を重視している大学を志望することで合格の可能性を高めることができるでしょう。

地域から考える

現在日本には82校の医学部があります。
国公立、私立を合わせての数になりますが、

北海道・東北には「10」
関東・甲信越には「26」
中部には「12」
近畿には「13」
中国・四国には「10」
九州・沖縄には「11」

となっています。

数を見れば関東地域には数多くの医学部があり、複数受験がしやすくなっていることもあって激戦区となっています。

逆に地方では「地方枠」などの入試も行いながら受験者を集めている現状があります。

自分が住んでいる地域なのか、受験しやすい地域なのか、合格しやすい地域なのかを考えて選ぶという方法もあります。
また、大学医学部卒業後の進路から考えることにもつながっていきます。

出身校の関連病院に勤務するということもよくあるからです。

学費・費用から考える

医学部の特徴として「学費が高い」ということがあります。
私立大学によっては卒業までの6年間トータルで数千万円かかるというところもあり、一般家庭にとっては非常に厳しいハードルとなっています。

もちろん奨学金などもあるのですが、これは無償支給でない限りは返還しなければならないお金、つまり借金となりますので注意が必要です。

自宅から出て一人暮らしをする場合などは学費の他に家賃、食費などの生活費がかかることとなります。
医学部生は多忙ですので、アルバイトに明け暮れるわけにもいきません。

そこで「地方枠」を利用するということもあります。
これは返済の必要がない奨学金を与えてくれる代わりに卒業後はその地域の指定された医療機関で勤務するというものです。

成績優秀者に対する奨学金などもありますので、「必要な学費」「利用できる奨学金」「入試制度」などをよく調べたうえで志望校を決定する必要があると言えます。

毎年のように変化する情報を正しくとらえて考える

医学部に関しては毎年のように何かしらの変化があります。
募集定員の増減や、試験科目の変更などです。
こういった情報は「早く、正確に」集めなければいけません。
医学部専門の予備校や、医学部受験に対応した家庭教師などがこれらの情報を集めて紹介しています。

インターネットなどの不確実な情報に惑わされることなく、学校が公式に出しているホームページや予備校、家庭教師などから正確な情報を集めていき、その中から志望校を選ぶという方法もあります。

特に定員数が変わったところや、地方枠を導入したところなどは動きが激しいために要注意となるでしょう。

まとめ

医学部受験は倍率も高く、かなりの難関となっているだけに志望校選びは非常に重要となります。
安易に決めてしまうのではなく、ここで挙げたようなポイントを様々な角度から分析して、自分が受けるべき学校を決めていかなければいけません。
受験は志望校を選ぶところから始まっているのです。

医学部受験 合格への道は 準備が重要

その人気はとどまるところを知らないといわれている「医学部人気」ですが、当然合格するには非常に難関となっています。

ある程度の偏差値があるから簡単に通るというレベルではないだけに、前もっての「準備」が必要となってきます。

ここではどの段階からどのような準備をしていけば良いのかについて紹介していきたいと思います。

私立中学、高校からの優位性

準備は早い方が良い、私立中学受験から?

医学部を受験する学生で高校3年生の夏以降に医学部受験を決心したという学生はほとんどいません。

前もって準備をしてきている学生が大多数なのです。

ではどこから準備をしていくのかですが、一つの考え方に「中学受験から」というものがあります。

これは医学部の合格者数を見ていけばわかります。

平成30年度の東京慈恵会医科大学の合格者数110名のうち、私立中高一貫教育校出身者が87名、国公立高校出身者が23名となっているのです。

これは他の大学の医学部でも大きな割合の差はなく、だいたい同じくらいの割合となっています。

つまり私立中高一貫教育校に通っている方が、圧倒的に合格実績を出しているという事実があるのです。

なぜ私立中高一貫教育校は有利なのか?

医学部の受験には複数の科目で高得点を取る必要があります。

国公立大学であれば5教科7科目を受ける必要もあります。

そう考えると普通の教育カリキュラムで学習していてはとても間に合わないということになるのです。

そのために「先取り教育」が行われることになります。

例えば中学1〜2年生のうちに中学校のカリキュラムをすべて学習してしまいます。

中学3年生時には高校内容に突入します。

本来であれば高校入試の勉強をしなければならないのですが、中高一貫教育校であればそれも必要ありません。

そして高校2年生までにはすべての高校カリキュラムも終了させてしまうのです。

そうすると高校3年生は大学入試に的を絞った勉強ができるようになるのです。

これが一度国公立高校入試を挟む生徒との大きな差になっていくのです。

さらなる私立中高一貫教育校の有利な点

もう一つは私立中高一貫教育校には「医学部志望者が多い」ということです。

早い段階から医学部を目指す生徒は中高一貫教育校を目指すという傾向があります。

そういった成績が優秀な学生が集まり、さらに競争心を持って勉強をしていくことでさらなる向上が生まれてくるのです。

これも私立中高一貫教育校が有利な点と言えるでしょう。

国公立高校からでは医学部は合格できないのか

結論から言えば国公立高校からでも医学部は合格できます。

中高一貫教育校の方が合格者数が多いのは単純に医学部を志望している母数が多いからということもあるからです。

また、一度高校入試を挟んでいるためにメリハリもありますし、モチベーションも保ちやすいというメリットもあるからです。

もちろん家庭教師や予備校などで先取り学習をしていく必要性はありますが、絶対に合格できないというわけではありません。

やはり決め手となるのは綿密な準備

医学部の受験に一発逆転はない

まず覚えておかなければいけないのは医学部の受験には一発逆転はないということです。

複数の教科で高得点を取らねばならず、国公立の医学部では5教科7科目を受けなければならない医学部の入試に「大番狂わせ」はありません。

また同時に「急激な偏差値の向上」もありません。

あくまでも前もって準備をして計画的に勉強を進めてきた学生が有利なのは当然なのです。

医学部の試験に慣れる

医学部の受験では受験している学生がみんなハイレベルですので、1点を争うことが頻繁にあります。

そういった試験では「確実に合わせる問題」「捨てる問題」の見極めを試験時間内に行わなければならないのです。

そのため、取れる問題は確実に、超難問は捨てるという見極めに慣れていく必要があるのです。

面接は人間性が問われる

医学部で近年問われているのは「人間性」です。

これは学力テストだけでは測ることのできない部分とも言えます。
医師の中には成績は優秀だが人間性に問題があるという医師も残念ながらいます。

また、突発的なトラブルや素早い対応が求められる医療現場に適応できるかどうかという適性もあります。

ペーパーテストではわからないこういった部分を面接で見極められるのです。

こういった面接は医学部専門の家庭教師や予備校などで練習を行っています。

必ず練習を行い、面接で不合格にならないようにしましょう。

まとめ

医学部受験は難関であるがゆえに前もっての準備が必須となります。

それは早ければ小学生のうちから始まっているとも言えるのです。

早くから準備しておけばそれだけ余裕も生まれます。

正確な情報を集め、必要な準備をしっかりとしていくことで医学部受験に打ち勝てるのです。

合格率は7%?いろいろなニュースが流れても医学部人気はとまらない?

「医学部の定員が増える」「医学部は超難関である」「合格率が10%未満である」など医学部の受験に関するニュースは数多く出ています。

それらに共通しているのは、「やはり合格は難しい」ということです。ではなぜ医学部はこんなにも人気なのでしょうか?

そこにはいくつかの理由がありました。
ここではそんな医学部の人気の秘訣について紹介していきたいと思います。

医学部の倍率が上がるのは当然?

絶対的な安定感の資格である

現在高校生や大学生の保護者世代はちょうどバブルが崩壊して就職氷河期に突入していた時代に就職活動をしていたり、
その波に飲み込まれて倒産や失業を経験している世代です。

こういった世代は「安定した資格」を持っていることの「強さ」を知っています。

そういった観点からすると「医師資格」というのはこれ以上ないほどの「強い資格」です。

受験が困難で授業料が高額になってもその安定感を重視すると人気になるのが当然と言えるでしょう。

政治家や東京に一流企業よりも地方重視の人

偏差値が高い学生であればやはり目指していくのは「東大」という人が多いのですが、東大は政治家や東京の一流企業、京大は研究者、というイメージが残っています。

そうなると地方出身の人がそのまま地方に残って、高い収入を得るには「医師」というのは非常に魅力的な職業ということになります。

また、最近では地方の大学医学部では「地方枠」での入試も行われていますので、地方重視の人にとってはますますそちらが人気となっていくのです。

女性医師の増加

2018年の夏から秋にかけて医学部入試で男性受験者が女性受験者よりも優遇されているというニュースが日本中に広がりました。

実はこれはかなり以前から言われていたことなのですが、それがついに表にでたということになります。

しかしこういったことがありながらも女性医師の数は年々増加しています。

それは医師になってしまえば男女の賃金格差などはありませんし、産休や育休などでブランクが空いた場合、一般企業などでは仕事や人が変わってしまっていることもあり復帰しても以前ほど活躍できないということが多くあります。

ただ、医師の資格を持っているとそれほど給料が下がることなく復帰できることが多くあるのです。

女性が確実に多くの収入を得る手段として「医師」が求められているのです。

少子化と受験戦争の終わり

一人っ子が多くなっているほど少子化が進んでいる日本では当然「一人当たり」にかけられるお金は増加しています。

それが卒業するまでお金のかかる医学部受験を可能としているのです。

医学部受験は医学部に入ってからお金がかかるだけでなく、そのための私立中学や高校の受験、など費用がかかります。

そういったものに通える状況になっているのです。

また、少子化が進んでいるために進学塾や家庭教師業界は「実績」を出して生徒数を確保することに必死です。

その実績が「超難関である医学部」なのです。こうして医学部人気はどんどん加熱していくのです。

医学部に入ることの難しさ

合格率7%とは何のことか?

よく医学部受験において「7%」という数字が出てきます。

これは医学部受験をする生徒が多く受けている河合塾の「全統マーク模試」に関係しています。

私立大学医学部の偏差値が65以上なければ合格が難しいと言われている医学部の状況があるのですが、この偏差値に達するのが全体の「7%」と言われているのです。

もちろんここに入ったから必ず医学部に合格するというわけではありませんが、合格できる圏内にいると言えるでしょう。

医学受験をする学生がまず目指すのがこの「合格圏内の7%」なのです。

医学部合格が一番難しい?

多額の報酬を得られる仕事は基本的になるのが難しいものです。

弁護士や官僚、一流スポーツ選手などはそれに当たります。

しかし医師に関しては「医学部に合格するのが一番難しい」と言われるほど入学してからは難しくはありません。

もちろん医師は国家試験に合格しなければならないのですが、これですら司法試験ほどではなく、医学部でしっかりと勉強していれば合格できるといわれています。

つまり医学部に合格してそのまましっかりと勉強をしていれば、医師になれる可能性も高いのです。

まとめ

少子化から「大学は選ばなければ全員合格する」という時代に突入していますが、医学部だけはまったく関係なく高い難易度を保ったままとなっています。

定員の増加など毎年のように何かしらの変更がある医学部ですが、医学部受験の人気はまず落ちていくことはないでしょう。

医学部合格には1000時間以上の勉強する必要があるの?

医学部に入学するためには「1000時間」以上の勉強が必要になると言われています。
はたしてこれは事実なのでしょうか?それとも大げさに言われていることなのでしょうか?
ここでは現状にそってその内容を紹介していきたいと思います。

▼ 医学部入試コラム 目次

現役生と浪人生の勉強時間を比較

現役生は浪人生よりも厳しい

医学部に合格するためにはとにかく勉強時間が必要となります。
これは単純に覚えなければならない絶対量が多いためで、効率よく
勉強をしたとしても勉強しなくても良いということにはならないのです。

では現役高校生の基本的な勉強時間はどれくらいが普通なのでしょうか?
現役高校生と浪人生では国公立大学、私立大学ともに浪人生の方が合格率が高くなっています。
これはやはり勉強時間の確保の問題が影響しています。
どれだけの勉強時間を確保できるかが現役生のポイントと言えるでしょう。

現役生はどれくらい勉強しているのか

高校1年生はどれだけ受験勉強の基礎固めができるか、勉強する習慣を身に着けることができるかが重要になってきます。
医学部の受験内容は基礎ができていない受験生では対応できません。
週に最低でも20~30時間は自主勉強の時間を確保していきましょう。

高校2年生になると学校行事やクラブ活動も増えてきてさらに多忙になっていきます。
「クラブが忙しいから勉強できない」という言い訳をしているようでは医学部合格は不可能と言えます。
高校で学習する範囲を終わらせるつもりで週に30~40時間は勉強する時間を確保していきましょう。

高校3年生になるとすでに数学Ⅲと理科の基礎部分は終了している状態で1学期を終えたいものです。
最低でも週に40~50時間は時間をとりたいところです。
毎日規則的に勉強時間をとり週末にはまとまって時間をとることができれば十分に可能と言えるでしょう。

浪人生の勉強状況は?

医学部を目指す浪人生は勉強以外はすることはないはずです。
浪人生の考え方にもよるかもしれませんが、たいていの浪人生は1日に10~13時間の勉強で週に90時間ほどの勉強時間を確保しています。
なかには1日に15時間、週に100時間以上の勉強を重ねている浪人生もいます。

時間だけ見ていると不可能のような数字ですが、1日24時間のうち、勉強を15時間してもまだ9時間はあまります。
そこで食事、入浴、睡眠をとれば決して不可能な数字ではないのです。

やはり現役生と浪人生の圧倒的な違いはその勉強時間の確保についてです。
合格結果で浪人生の方が合格率が高いのはやはりそれが原因とも言えます。

勉強時間1000時間については

現実的には1000時間どころではない

勉強時間1000時間という言葉だけ見ればものすごい数字のように思えますが、週に90時間勉強する浪人生であれば3ヶ月で突破できる程度の時間でしかありません。

一般的に「国公立で最低2000時間、私立で最低1000時間」と言われる勉強時間は実際には「1教科」あたりの勉強時間でしかないのです。
もちろん勉強に対する理解力なども関係してきますが、実際にはそれだけの勉強時間を確保できる計画力、勉強を継続してできる持続力などが医学部合格には必要不可欠なものとなります。

計画的に行動して時間を作り出す

国公立大学、私立大学のどちらを目指すのかによっても勉強のスケジュールは変わってきます。
しかし基本は英語、数学、理科です。
特に英語と数学は学習した内容に新たな内容が上積みされていく科目ですので、早い段階からの基礎の積み重ねが必要になります。

学校の進度に合わせていては遅いという実状もあります。
高校3年間の学習内容を高校3年間かけて進んでいるようでは医学部受験の勉強は間に合わないのです。
「医学部受験コース」のようなコースに在籍しているのであれば別ですが、そうでないなら予備校や塾、家庭教師などを利用して自分で勉強を進めていく必要があります。

また、理科に関しては必要な学習範囲がすべて終わらないまま3年間が終了するということもあります。
こちらも早い段階から学習を進めていくようにしましょう。

国公立大学と私立大学の違い

国公立大学の医学部受験を考えているのであれば、5科目7教科を勉強しなければいけません。
センター試験を受ける必要があるからです。
しかもかなりの得点率が必要となりますので、大きく点数を落としてしまうような苦手科目があるのは致命的となります。

また、満点が狙えるような科目では確実に満点もしくはほぼ満点をとっていく必要があります。
そのためには科目ごとの勉強時間を確保し、綿密なスケジュールを立てて勉強を進める必要があります。

医学部受験の予備校に通っている場合などは、そこの講師に相談して勉強プログラムを作るのも良いでしょう。
計画的に勉強を進めていることは学力は当然ですが、それ以外にも「自信」となって受験を助けてくれるでしょう。

まとめ

医学部受験を目指すのであれば勉強時間の確保は必須とも言えます。
多ければ良いというものではありませんが、勉強時間を確保できていない受験生はまず合格はできません。

勉強時間1000時間などはただの通過点として、勉強を継続していくことが何よりも重要なのです。
1科目最低1000時間くらいのつもりで勉強していくのが重要でしょう。

2018年の医学部受験情報を確認してみよう

現在の医学部状況

医学部の入試は少子化の波に逆らうように倍率が上がり続けています。
現在全国の国公立大学で50大学、私立大学で31大学、防衛医科大学を合わせて82の大学に医学部が設置されています。

全国的な医師不足、特に地方での医師不足が続いていることが問題視され、医学部の入学定員は増加してきています。

2018年度は9419人となっており、ここ10年で1800人ほどの増員となっています。

国公立大学の状況

国公立大学は私立大学よりも授業料が安いということもあってかなりハイレベルな戦いになります。
総じて偏差値が高くなっていて、全統記述模試でも偏差値65以上というのが一つの目安とされています。
首都圏の人気大学では偏差値70以上が必要になります。

また、必ず受けなければいけないセンター試験でも7科目で得点率90%ということが言われています。
センター試験の全体の平均点が60~70%であることを考えるとかなりの厳しさであることがわかります。

そのためには満点を目指していく科目が必要となり、大きく点数を落としてしまうような苦手科目があるのは致命的となります。

5教科7科目の試験を突破していくためにはかなり早い段階からの準備が必要となるでしょう。

二次試験では前期日程で英語、数学、理科に加えて面接が行われるところが多くなっています。
面接対策も必要になりますので、予備校や塾に通っている場合はそちらで面接の練習も行っておきましょう。

後期日程になると総合問題、小論文、学科試験などに面接が加わるのが基本です。

私立大学の状況

私立大学の医学部の場合は国公立大学のようにセンター試験が義務付けられていないためにその対策の負担は減ります。

しかし出題の傾向が大学によってまちまちですので、いくつもの大学を受験しようとしている場合はそれぞれの大学の対策をしなければいけないために負担は大きくなるかもしれません。

基礎問題が重視されるのは国公立大学と同様ですが、それにその大学特有の問題がプラスされるようなイメージで良いでしょう。

2月くらいになると過密日程で入試が行われていきます。
どの順番で受けるのかということをしっかりとシュミレーションしておきましょう。
こちらも全統記述模試で65以上の偏差値を目安にしていくのですが、
国公立大学よりも倍率が高くなりがちです。20~30倍くらいは当たり前で、なかには70倍ほどの倍率になる大学もあります。

入試科目は英語、数学、理科2科目に小論文や面接が加わるのが一般的です。
特に近年高い学力を持ちながら国公立大学に不合格だった学生が私立大学の医学部に流れてきているという現状からますます難易度が上がっていると言われている現状があります。

医学部の入試方式

基本は一般入試なのですが、近年AO入試、推薦入試などが増加傾向にあります。
一般入試でも記述が多い、マーク方式が多いなどの特徴があります。
その大学の入試に対応できるように準備しておきましょう。

また、「条件付き入試」を採用する地方の大学が増えてきているのも特徴的です。
これは大学の医学部を卒業後、その地域の医療機関で数年間勤務するということを条件にした入試制度です。

なかには授業料免除などの特典がついている場合もあります。
これは医療設備、研究設備、勤労報酬が大都市の方が揃っているために医師が集中してしまい、逆に地方では医師不足が起こっているという現状に対して考えられたものです。

そして国公立、私立、入試方式を問わずにほぼ確実に行われるのが面接です。
これは勉強は優秀ではあるものの人間性に問題がある学生などを見極めるもので、この対策がおろそかであったために不合格になる学生が数多くいます。

地方の大学を受験しに行っているのに、その地方のことを何も知らない。
その大学を志望した理由が曖昧である。
最近の医療関係のニュースや時事ネタなどをまったく知らない。

こういった部分が面接でわかってしまうのです。

勉強はもちろんのことですが、医療関係のニュースなどには必ず目を通しておくようにしましょう。
医学部専門の予備校などではそういったニュースも常に発信しています。
信頼できる情報源から正しい情報を集めておくことが重要です。

まとめ

医学部受験を行うにあたって最新で正確な情報を普段から集めておくのは必須です。

ただしインターネットには不確実な情報も載っていることがあります。

医療関係のニュースサイトや、大学が発信している情報、医学部受験専門の予備校の情報など、信頼できる情報源から常に情報を集めておくというクセをつけておくことが、受験を有利に進めていく秘訣です。

医学部受験 合格のためには綿密な計画が必要

医学部受験の競争率を見るとまさに「1点」が明暗を分ける戦いになります。
1点でも多くとるためにはできるだけ早くからの準備と計画が必要になります。

例えば2年生の終わりの3月(春休み含む)~8月(夏休み含む)までに基本問題を徹底的に行い、苦手な分野や単元を克服していきましょう。

この時期に趙難問と呼ばれるような問題に取り組む必要はありません。
とにかくどの教科も基本問題はミスなく解くことができるという状態にすることが何より重要です。

特に国公立大学の医学部を受験する際には苦手科目や苦手単元があるのは致命的になります。
じっくりとこの時期に解きこんでおきましょう。

秋は演習問題を行う

9月~11月ごろにはそれまでに学んだ基礎知識を安定して使うことができるように演習問題に取り組んでいきます。

もし演習問題が解けなかった場合は、それに関連する基礎問題からやり直していきましょう。

余裕があるようであれば志望校の過去問を解き始めても良い時期です。

また、11月には防衛医科大学の一次入試があります。
試験慣れしたいという人はぜひ受験しておきましょう。

12月~受験まで

この時期から新しい問題集などに手を出す必要はありません。
今まで使用してきた問題集をもう一度解きなおしたり確認問題、応用問題をこなしていきましょう。

国公立大学の場合はセンター入試がありますので、そちらの対策を重視することになりますが、1月中旬以降は志望校の傾向と対策に時間をかけるようにしていきましょう。

センター対策は念入りに

国公立大学の医学部を受験する学生にとってセンター試験への準備や対策は非常に重要なものとなります。
センター試験の平均点はだいたい60~70%程度になることが多いのですが、国公立大学の医学部では7科目の平均が90%となっています。
つまり満点か満点に近い正解率でなければ話にならないのです。

どの科目がどれくらい取れているのかという自分の現在地をしっかりと把握して、足りない部分を勉強していく必要があります。
また、本番のセンター入試を見こした準備をしなければなりません。

自分の体調や気力が最高のときに解く「英語」の科目と、本番の日に地歴公民と国語を受験した後で受ける「英語」とまったく同じパフォーマンスが出せるでしょうか?

普段から本番の時間割までを想定して、体の疲労具合などを考慮して準備していかなければならないのです。
時間配分などは当然のことですが、問題の取捨選択も慣れが必要です。

もちろん全科目満点を目指していくのですが、科目によっては解くのに
時間がかかる趙難問が出題されることがあります。
本番にその問題にかかりっきりになってしまっていては時間配分が崩れていきます。
最初に問題を一通り見て、「解く順序」「後回しにする問題」などを素早く判断しなければいけません。

これはいきなりできることではありませんので、準備段階から取り組んでいきましょう。

一日の勉強スケジュールを立てることも大切

全体的な流れを計画的に行うのも重要ですが、一日の過ごし方をしっかりと立てることも重要です。
大学全体の合格者の浪人生の率はだいたい15~20%程度だと言われています。
しかし医学部の浪人生の率は60~70%にまで及んでいます。

これはやはり医学部に必要な勉強量を確保するには浪人生のほうが有利ということが関係しているでしょう。

ただし現役生が合格できないというわけではありません。
学校の授業が終わってから寝るまでをどう計画的に過ごすかが重要です。

誰かと話していた、テレビを見ていた、スマホをいじっていたうちに時間が過ぎてしまったなどというのは論外です。
家で集中して勉強できないようであれば、予備校、塾、図書館などに行きましょう。
決めた時間をどれだけ集中して勉強することができるかが勝負です。

浪人生の場合は現役生よりも時間が自由にあるために余計にスケジュール管理が必要になります。
家でダラダラと問題集を開いている、毎朝気が済むまで寝ている、というのは時間の無駄です。

一日のスケジュールを立てて、それに沿って行動するのです。
自分でうまくそれが組めない場合は予備校や塾の講師の助けを借りましょう。

予備日や息抜きも計画的に

どんな計画もしっかりと実行しなければいけませんが、やはり病気や予想外のトラブルで計画がうまくいかないことがあります。

しかし、それは当たり前のことです。

計画通りに行かなくて、やる気が無くなってしまっタラそもそも計画を立てた意味がありません。

ある程度、予備日や息抜きも計画に盛り込むようにして、計画自体に柔軟性を持たせましょう。

まとめ

医学部の受験は勉強量が多いために時間の使い方、その時期に何をするのか、といったことが重要になります。
必ずスケジュールを立てて、それを守ってしっかりと取り組む。
それができるかどうかが合格できるかどうかを分けるのです。

医学部志望校を決める6つのポイント

全国には82大学(国公立50、私立31、防衛医科大学)に医学部があります。その中のどこを受験するかを選ぶことが重要になってくるのですが、場所や名前だけで選んでは本当に自分に合ったところを選んでいることにはなりません。

ここでは医学部の志望校を決めるためのポイントを紹介していきたいと思います。

(さらに…)

2018年医学部入試の現状

大学の医学部入試は難関であるということは知られていますが、毎年のように定員や倍率が変化していることはしっかりと押さえていないという学生がいます。

最近はメディアでも医学部受験について取り上げられることも多くなっているため、例年以上に変化がある可能性が高いと言えるでしょう。

受験勉強を本格的に始める前にまずは医学部入試の現状を把握しておくことが必要です。ここでは現在の医学部入試について紹介していきたいと思います。

(さらに…)