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赤本、過去問いつから始めるのがいいの? | 医学部を目指すならアズメディ

赤本、過去問いつから始めるのがいいの?

受験と言えば過去問は避けては通れないものです。しかしやるにしても「いつやれば良いのか」ということがわからないと効率的に利用することができません。
そこでここでは赤本や過去問をどのタイミングで始めればよいのかについて紹介していきたいと思います。

【医学部入試コラム 目次】

何をどのように行うのがよいか

過去問と言っても色々と種類がある

過去問と言えば「赤本」というイメージが強いのですが、これは「教学社」が出版している過去問題集のことです。
その大学で過去に出題された入試問題を数年分とその解答例、解説などを加えたもので、多くの受験生が利用する過去問題集の定番となっています。
その表紙が赤色をしているので赤本と言われています。

実は駿台予備校が同じような過去問題集の「青本」を出していたり、河合塾が出しているセンター試験の過去問題集である「黒本」というものもあるのですが、赤本ほど有名ではありません。
また、赤本や青本はすべてが大学が出している模範解答を掲載しているわけではなく、教学社や駿台予備校の専門家が解答例を作成しているために100%正しいということではありません。
実際に赤本と青本で解答が違っているということもあります。

赤本の長所と短所とは

赤本の長所はやはりほとんどすべての大学のものが出版されているという点と一番広く出回っているという点です。
地方の私立大学のものまで出版されていることが多く、受験生の強い味方となっています。
また、毎年改訂されていますので、過去のものも比較的簡単に手に入るという点も魅力です。
第一志望の大学の問題はさかのぼって過去のものもやりたいという人であれば、古本屋や図書館などで過去のものが手に入ります。

しかし赤本にも弱点があります。
それは解答例はあるものの解説が詳しくないという点です。
そのため力試しやどれくらい問題を解けるかという目安にはなりますが、これを使って勉強するということには向いていません。

青本の長所と短所とは

青本の長所と短所は赤本の逆になっていることがあります。
まず長所は駿台予備校の講師が研究した結果をまとめていることから解説が非常に詳しくなっており、この本を参考書代わりに使用することも可能なつくりとなっています。

しかし、有名大学や受験者数が多い大学は網羅しているものの、その対応大学数は赤本にははるかに及びません。
そのため自分が受験したい大学のものがあるかどうかは未知数です。
また、収録している年数が少ないということもあります。
そのため多くの年数分を解きたい場合は多くの青本を手に入れる必要があります。

過去問を始めるタイミングとは

夏に行う必要はない

例えば医学部受験生はセンター試験を受ける場合が多いのですが、そうなると5教科7科目を勉強する必要があります。
センター試験では難問や奇問は少なく、基礎的なレベルの問題が多く出題されるために何より重要なのは基礎学力の定着、基本問題の徹底的な反復ということになります。
それは高校3年生の夏くらいにやり込んで完成に近づけていくというものですので、この夏のタイミングで過去問を行う必要はありません。
むしろこの段階で過去問に挑戦しても思うように点数は取れずに混乱するだけの可能性があります。

この時期に赤本などの過去問題集を使用するのは巻頭にある「その大学のデータ」を確認するくらいです。
赤本の最初の部分は実際の問題ではなく、その大学の入試データや出題の傾向などが掲載されています。
どういった問題がどのような形式で出題されているかを知ることはもちろん重要です。
その部分は勉強をしていく指針にもなりますので利用するのは問題ないでしょう。

10月、11月の定期考査が終わったら本番

大学を受験する際には内申書が必要になるため評定を整えるためにも定期考査でしっかりと点数を取る必要があります。
10月、11月にはその定期考査があり、ここでほぼ内申書は完成します。
もちろんこの時期は受験に向けて各教科の基礎知識を固めている時期ですので、並行して行う必要があります。
つまりこのタイミングで赤本を始めると中途半端になりやすいのです。

赤本、過去問題集を本格的に行いだすのはこの定期考査が終わり、基礎知識固めが済んだころのタイミング、11月下旬から12月はじめということになります。
ここからは過去問題集をやり込んで自分が点数を落とすのはどこなのかを洗い出して集中的に埋めていく時期になります。
完成度を確認しながら点数を底上げしていきましょう。

まとめ

受験をするには赤本などの過去問題集は欠かせないものです。
しかしその使用するタイミングを間違えてしまうと最大限に力を発揮できません。
その使い方を知った上で、適切なタイミングで使用することでうまく利用していきましょう。