【医学部おすすめ参考書 化学編】現役合格した僕のおすすめ参考書5選
医学部受験における化学というのは、他学部に比べて少し変わっています。
そのため普通の教材だけでなく、医学部受験用の化学参考書を使った方が勉強の効率が良く、合格に早く近付くことができます!
また化学は丸暗記と言われることが多いですが、しっかりと理論を理解することで丸暗記に頼らない強い知識を身につけることができます。
今回はそんな医学部受験にとてもおすすめな化学の参考書について基本から応用までを幅広くお話しますね!
▼目次
セミナー化学
どんな参考書?
とても有名な教材であるセミナー化学は、もちろん医学部受験でもオススメです。
やや易~普通の難易度の問題が集められていて、これだけで化学の基礎を押さえることができます。
基礎問題から徐々に応用問題へと進んでいくので、無理なく学習を進められます!
おすすめ勉強法
セミナー化学が演習問題がとても丁寧に作られています。
そのため、おすすめとしては『高校の授業の進度と一緒に』『問題を解きながら知識を覚える』という方法です。
一度全ての知識を暗記しながら、ではなく、勉強しながら覚えるという方法をおすすめします!
時間の短縮にもなりますし、問題慣れも同時に出来るのでかなりコスパの良い教材と言えます!
エクセル化学
どんな参考書?
エクセル化学もセミナー化学と同じく、化学の基礎をしっかりと学ぶことができる参考書です。
問題集という側面が大きいので、エクセル化学+教科書というコンビで使用する学生さんが多いようです。
やや易~やや難という幅広い範囲の問題を取り扱った参考書です。
おすすめ勉強法
こちらもセミナー化学と同じく、高校の進度と一緒に進めていくのがとてもおすすめです。
その単元が習いたての頃は応用問題には手を付けず、基本問題辺りまでを解いてみましょう。
基本問題に慣れてきたら復習として応用問題をやってみて、何度もそれを繰り返して知識を付けていきましょう!
エクセル化学は基本を突き詰めることができるおすすめ参考書です!
化学の新標準演習
どんな参考書?
化学の新標準演習は、易~普通の問題が並ぶ問題集です。
これのみでは医学部受験は少し難しいですが、自分自身の現在の化学の学習度がどのくらいかがわかる大事な一冊となっています。
国公立大学を受験する学生さんは、これをセンター試験対策のために使う方も多いようです!
おすすめ勉強法
化学の新標準演習は、一度目はぜひ高校2年生の春に解いてみてください!
高校3年生になる前の自分自身のレベルを知ってから計画を立てた方が勉強を進めやすいと思います!
無理せず基礎のみ手を付けるのでも問題ありません。
二度目は、センター試験・大学入学共通テスト対策です。
短い時間でたくさんの問題を解く必要があるセンター試験・大学入学共通テストは他の参考書では対策が少し難しいです。
時間を決めて解くことで、センター試験・大学入学共通テストでもしっかりと点数を取ることができるでしょう!
実戦化学重要問題集
どんな参考書?
理数系ではお馴染み、重要問題集シリーズの化学です!
普通~やや難の問題を取り揃えた、実戦向けの問題集です。
大方の医学部ならこれを完璧にするだけで大分問題が解けるようになるでしょう!
また読解力が必要とされる問題も多数収録されていますので、長文を読む訓練にもなり、多くの人が持つ苦手意識の一つを克服できるでしょう!
おすすめ勉強法
他の科目の重要問題集と同じく『基礎が完璧になっていること』が前提となっています。
そしてやはり『何周も何周も解き直すこと』でしっかりと実力をつけることができます。
高校3年生の4月から始めることができれば、受験本番に余裕を持って間に合わせることができるでしょう!
高校2年生で始める場合は、簡単な問題だけ手を付けるのでも問題ないです!
理系大学受験 化学の新演習
どんな参考書?
化学の新演習は、上でおすすめした新標準演習の難関大学版です。
難易度的には普通~難の問題が収録されています。
上位の国公立大学二次試験対策や難関私立医大の対策でぜひ使っていただきたいおすすめ参考書です。
長文問題や考えさせる問題が多数収録されていて、昔の問題も今風にアレンジされているため、解かなくても良い問題がほとんどありません!
おすすめ勉強法
化学の新演習は、重要問題集やエクセル化学を何周も解いた人にぜひ解いてほしい一冊です。
特に国公立大学受験の場合はセンター試験対策も必要ですので高校3年生の8月には始めて11月くらいには一周目を終わらせると良いでしょう。
センター試験が終わり次第再開して、できるだけ何周も解いて実力をつけましょう!
化学の参考書の選び方
演習量を大事に!
化学の参考書の一部では、暗記だけしてれば良いとただただ学ぶ内容が羅列されているだけのものがありますが、それはダメです。
問題を解きながら本質を理解することがとても大事になります。
演習量を確保できる参考書、そして解説も丁寧な参考書を選びましょう!
絵やイラストが多い
これは人にもよるのですが、字だけの参考書は化学ではやめたほうが無難です。
というのも炎色反応やイオン化傾向などの項目はイメージの方が絶対に覚えやすく、字だけだとただの丸暗記になるためです。
化学のおすすめ参考書!
化学はなるべく点を落としたくない科目です。
しっかりと本質を押さえつつ、演習と一緒に覚えることで時間も短く、より深い知識を学ぶことができます。
ぜひ何周も解くことができる相棒を見つけてみてください!