30代でも医学部は目指せる？志望校選びは重要か？
「医学部を目指そう！」という決意は現役受験生であっても、大きな覚悟が必要です。
しかし、30代になってから「医学部を受験しよう！」と決意するには、更なる大きな覚悟と熱意が必要でしょう。
さらに受験するにあたって、現役の学生にはない30代特有の不安や焦りを感じる人は少なくないと思います。
そこで今回は、30代の方の医学部受験の現状と合格のための志望校選びや対策を紹介します。
年齢にとらわれることなく、30代から医学部を目指そうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼目次
意外と30歳以上の年齢でも医学部合格者は多い？
30代で医学部を受験する人にとって、一番気になることは「30代であっても医学部に合格することはできるのか」ということだと思います。
そこでここからは、30代での医学部受験の実情について解説します。
「医者を目指したいけど、30代での受験は心配。」と不安を抱えている人は、ぜひ一度目を通してみてください。
30代以上の受験は特別珍しいわけではない
「大学入試」と聞くと、10代もしくは20代前半の人を対象としたものというイメージが強いかもしれません。
しかし、医学部入試については、幅広い年齢層の人が受験することで知られています。
つまり、30代で医学部受験をするということは、特別珍しいというわけではないのです。
ただ、合格者が少ないのも事実
しかし、幅広い年齢層の受験生がいるからと言って、30代の合格者が多いというわけではありません。
やはり年齢を重ねるにつれて、勉強に必要な集中力や記憶力が低下してしまいます。
そんな中で、偏差値60以上に学力を向上させ、現役の学生と互角に戦う必要があるのです。
また、働きながら受験勉強をするのであれば、時間的制限や体力の問題などにより、勉強と仕事を両立することは非常に困難でしょう。
仕事を辞めて受験に挑む場合であっても、時間はできるものの金銭的な問題があります。
さらに万が一、受験が上手くいかなかった場合の就職先についても、厳しい状況が待ち構えている可能性も覚悟しておく必要があります。
このように、30代での医学部受験は、学生の頃とは違った様々な課題が生まれ、それを背負う覚悟が必要なのです。
30代からの合格は志望校選びと対策が大切！
ここまで少し厳しいことばかりを述べてきましたが、そんな厳しい状況であっても「医師になりたい！」という思いが強いのであれば、挑戦するべきです。
しかし、だからと言って、がむしゃらに勉強するだけでは、合格を勝ち取ることは困難です。
そこでここからは、30代で医学部合格を手にするための志望校選びと受験対策のポイントを紹介します。
国公立大学以外も視野に入れる
志望校選びで重要なポイントは「国公立大学以外も視野に入れる」ということです。
金銭面から考えて、国公立の医学部しか視野に入れていないという方も多いと思います。
しかし、国公立医学部の倍率は非常に高く、並大抵の努力では合格することはできません。
また、国公立大学の受験は大学共通テストと2次試験を受験する必要があるので、対策をするために多くの時間を割く必要があります。
それと比べ、私立大学は大学ごとの試験を受けるだけで良いため、国公立大学と比べると対策がしやすく、併願することも可能です。
そのため、「どうしても医学部に合格したい！」という思いが強いのであれば、私立大学の医学部も志望校として考えるべきです。
年齢に対して寛大な大学を選ぶ
こちらも志望校選びでのポイントになりますが、国公立、私立に関わらず、年齢に対して寛大な大学と年齢に対して厳しい判断を下す大学が存在することを知っておくべきです。
例えば、出願の時点で年齢を制限していたり、2浪までが対象などと決められている場合があります。
これらは入試要項で確認することができるので、志望校を考える際には必ず確認しましょう。
医学部受験専門家庭教師を利用する
そして最後に紹介するのは、受験対策のポイントです。
30代から医学部受験を目指すのであれば、医学部受験専門の家庭教師を利用することがおすすめです。
医学部専門家庭教師は、通常の家庭教師とは違い、医学部受験に特化した勉強方法や勉強内容を指導してもらうことができるため、非常に効率用良く勉強を進めることができます。
ほかにも、学習塾や予備校とは違い時間の制約がないため、仕事をしながらでも、サービスを利用することができます。
このように、医学部受験専門家庭教師は、30代から医学部受験を目指す方の強い味方のです。
まとめ
ここまで、30代の方の医学部受験の現状と合格のための志望校選びや対策を紹介しました。
繰り返しにはなりますが、30代での医学部合格は簡単ではありません。
しかし、完全に不可能というわけではなく、適切な志望校を選び、徹底的な対策ができれば、合格は可能です。
そのため、年齢を理由に諦めるのではなく、医学部受験専門のサービスなどを活用しながら、合格を目指しましょう！