医学部受験の間口は広がっている?!合格に向けて学年別にやるべきこと | 医学部を目指すならアズメディ

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医学部受験の間口は広がっている?!合格に向けて学年別にやるべきこと

最近はインターネット等で医学部受験についての情報が増えてきました。

また奨学金や地方枠が増えたことで医学部受験の間口も十数年前に比べて随分と大きく広がりました。

さらに数年前に二つの医学部が新たに開学されたことで入学定員も増えてより医学部への間口が広がっています。

しかし医学部の間口が広がったとはいえ医学部受験はまだまだ厳しいのが現状です。

そこで、できるだけ早い時期から医学部受験を見据えて行動することで医学部受験へのハードルをある程度下げることができます!

今回はそんな医学部受験を見据えてやるべき事を新学年別でご紹介いたします。

【医学部入試コラム 目次】

新高校1年生のやるべきこと

勉強は二番手

意外かと思われますが、高校1年生で一番大事なのは勉強ではありません。

いえ、もちろん勉強は大事なのでやらなくていい、というわけではありませんのでしっかりと予習復習をして、宿題を提出することはとても大事です。

それでは一体、高校1年生でやるべきとても大事なことは何なのでしょうか?

色々なことを経験しよう!

それは『高校生活を充実させること』です。

部活や生徒会、学園祭など、高校でしか楽しむことができないことは沢山あります。

部活で大会に出て良い成績を取った!

生徒会役員となって校則の一部を自分達の力で変えた!

学園祭で実行委員となってクラス皆と助け合い成功した!

といったように、まずは幅広い経験や体験を高校1年生の時には大事にしましょう。

というのも、医学部受験の特に面接では高校生活についての話を聞かれることが多いようです。

私が教えていた学生さんも、生徒会の役員として活動したことを面接で話したところ高評価だった、と話していました。

自主性やリーダーシップを見る医学部受験の面接において高校での活動というのは周りから一本抜きん出ることができるチャンスなんですね!

新高校2年生のやるべきこと

受験を少しずつ考え始める

高校1年生までは経験や体験を重視することが大事なことでしたが高校2年生になると嫌でも受験が見え始めてきます。

もちろん高校2年生でも学園祭や生徒会などはありますのでそこに力を注ぐことは全くもって間違っていません。

しかし、行動は早いに越したことはありません。

高校2年生になったら、受験について少しずつ考え始めましょう。

大学のオープンキャンパスや学園祭に行ってみよう!

まずはオープンキャンパスや学園祭に行ってみてそこの大学の雰囲気を感じてみましょう。

実際に足を運んで自分の行きたい大学をリストアップしてみるのも良いでしょう。

殆どのオープンキャンパスには現在医学部に通っている学生さんとお話できる機会が設けられていますので、実際にお話してみて医学部の講義や実習、大学全体の雰囲気など、気になる点を質問してみると自分の将来が明確にイメージしやすくなります。

また予備校の説明会に足を運んでみるもの大事です。

予備校は勉強についてのプロです。

また医学部予備校は特に医学部受験についてを研究している予備校なので説明会で高校2年生でやっておくと将来に役に立つことを聞いてみましょう!

新高校3年生のやるべきこと

まず志望校を決定しよう

殆どの学生が高校3年生の夏頃までには本格的に受験モードに入ります。

そこでまず大事なことが『志望校を決めること』です。

ふんわりとしか志望校を決めていないと、受験校の対策が後回しになってしまいます。

志望校の決め方は様々です。

『国立や私立』
『出題傾向が似ているかどうか』
『今の成績と照らし合わせる』

もちろんこれは一人で決めないといけない、という訳ではありません。

周りにいる先生達と一緒にじっくり考えながら決めていきましょう。

周りより少し早めに試験対策を始める

特に国公立と私立の医学部を併願される受験生にとって大事になってくるのが『試験対策を始める時期』です。

国公立を受験する学生さんはセンター試験を必ず受ける必要があります。

そして私立の医学部の受験はセンター試験直後から始まります。

私の教え子の殆どはセンター試験の一週間後には既に私立医学部の受験が始まっていました。

そのため、センター試験の対策も行いながら私立医学部の学校別の対策も行う必要があります。

片方に重心が傾いてしまうともう片方が疎かになってしまいます。

国公立と私立を併願される受験生の皆さんはそこをしっかりと見極めて受験勉強を進めていきましょう!

合格に向けてやるべきこと

医学部合格に向けてやるべきことは沢山あります。

勉強だけ重要、という訳ではなく色々な経験をすることも医学部受験、ひいてはのちの医師になった後にもとても意味のあるものになります。

そして何よりも早めの時期から医学部受験を見据えることでライバルとの差を少しずつ広げることができます。

ぜひ自分の学年と今回ご紹介した点を照らし合わせて医学部合格に一歩近づきましょう!