年間スケジュールを組んで着実に合格をつかもう! | 医学部を目指すならアズメディ

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年間スケジュールを組んで着実に合格をつかもう!

医学部の受験をしようと考えている学生はどう一年間を過ごすかが合格と不合格の境目になってきます。
というのは、医学部を受験するような学生は一日に10時間以上勉強することが普通にあり、その時期にしなければいけないということも決まっているからです。
そのためによくわからないまま月日を過ごしているような学生は受験にはかなり不利になることは間違いありません。

ここでは、医学部を受験する学生の基本的な年間スケジュールを紹介していきたいと思います。

▼目次

1. 医学部受験は現役高校生にとって不利?

まず単純に現役の高校生が不利と言われるのはカリキュラムの進度があります。

特に公立高校が一般的に組んでいるカリキュラムでは「高校三年間の内容を高校三年間かけて行う」ためにすべての単元が学び終わるのが入試ギリギリになるのです。

そこから受験用の勉強を行ってまず医学部に合格できることはありません。

中高一貫教育を行っている私学では多少早いカリキュラムで進んでいきますが、それでも「医学部受験」用のカリキュラムではないために、やはり物足りないと感じるでしょう。

そのために現役で医学部に合格しようとすると中学生や高校一年の段階から準備しておかなくてはいけません。

予備校などで医学部受験用の講座で勉強を進めていくのです。学校の勉強と受験用の勉強の進度を切り離して考えることで入試に間に合わせていく方法です。

現役で医学部に合格するにはこれしかないと言えます。

特に医学部合格に実績を持っていない高校では医学部受験に適切なアドバイスをくれる教師も多くはいません。素直に予備校の講師を頼ったほうが良いでしょう。

高校三年の受験する学年になってから予備校を訪れる学生がいますが、これではかなり厳しいスタートであると言えます。

また、部活や高校生らしい遊びを行いたいという学生には現役で医学部合格は困難と言えます。

なかには「文武両道で」という保護者や学生もいますが、単純に勉強時間が不足してしまいます。実際に両方をやり遂げた学生はいますが全体から見るとごく少数です。どうしても部活を行う場合は「部活と勉強以外は何も行わない」ほどの自己管理が必要と言えます。

2. 浪人生の行動は計画的に行い、入試が終われば次の入試を意識すること

医学部の入試は厳しい定員制度と高い学力を求められることから浪人生の受験も多い入試です。

例年、センター試験が1月の中旬にあり、それが終わるとすぐに私立大学の医学部入試一次試験が行われていきます。それが2月の上旬まであり、2月に入ったあたりから各大学では二次試験が行われていきます。そして2月の後半ごろには大勢は決していきます。

この時点で合格していれば何も問題はありませんが、残念なことに不合格であった場合はずっと嘆き続けているわけにはいかないのです。

その年度の受験が終了した直後から次の年度の入試勉強は始まります。そのため大手予備校では2月の後半や3月から新年度の講座が開講されていきます。

やはりここから行動していくことが重要と言えるでしょう。4月~夏まではもう一度基礎をやり直す期間にあてます。

受験で高得点を取るためには基礎部分の徹底が近道と言われるほど基礎は重要になります。

もう一度各科目の基礎問題を解き直し、解けない問題や理解できない部分は予備校の講師や家庭教師に質問することで解決していきましょう。基礎で解けないことがあるまま次の段階に進んでも必ずつまずきます。

また、夏前になるとオープンキャンパスが開催されていきます。大学の情報は毎年変化することもあるために、自分が受験する予定の大学には必ず一度は訪れるようにしておきましょう。

夏は各予備校でも「集中講座」「夏期講習」などが開かれていきます。

夏をどう過ごすかが受験の合否を左右します。

基礎から応用問題まで進めていき、自分が解けない分野を徹底的に潰していきましょう。

また、オープンキャンパス、入試説明会、AO入試などがこの時期に集中しています。日程をよく確認して参加するべきものに参加していきましょう。

秋~年内いっぱいにかけては応用力を強化していくとともに、過去問にも取り掛かっていきます。

また、各予備校で医学部生向けの模試が開催されているために、出来る限り受けて、その結果をもとに苦手分野の克服及び、受験校の選定をしていくようにしましょう。

この時期にまだ基礎問題が残っているようであれば、それはかなり遅れていると言えるでしょう。

12月~センター試験までは時間を意識しながら問題を解いたり、実際にどれくらいの点数が取れるのかを分析しながら勉強をすすめる実践的なことを行う時期です。ほぼ仕上げの時期と言えます。このときに行うのは厳しい日程の管理です。

大学医学部を複数受験する場合は日程が重複しないようにしっかりとスケジュール管理を行うことが必要になります。一番効率が良くなるように日程を組みましょう。

3. まとめ

以上のように、現役高校生でも浪人生でも、受験日から逆算して現状と達成すべき基準の差を埋めていくようなスケジューリングを考えることが重要です。